日本と韓国の労働時間の比較

労働時間

世界一働く韓国人

日本人も韓国人もワーカーホリックという印象がありますが、実際はどうなのでしょう。
2010年におけるOECD各国の年間の労働時間の比較のグラフを見てみましょう。

(出典:OECD http://www.oecd-ilibrary.org/sites/factbook-2011-en/07/01/06/07-01-06-g1.html?contentType=/ns/Book,/ns/StatisticalPublication&itemId=/content/book/factbook-2011-en&containerItemId=/content/serial/18147364&accessItemIds=&mimeType=text/html)

 

韓国が2193時間/年と世界1位です。しかし、これでもマシになった方で、2000年には2512時間/年もありました。
一方日本は、意外にもOECD平均以下の1733時間/年でした。日本人が働き過ぎだったのは過去のことのようです。
韓国人は日本人より年間450時間も多く働いていますが、一日あたりだと2時間ぐらい多く働いている計算になります。韓国人は毎日クタクタになるまで働いているという話を聞いたことがありますが、これを見ると事実のようです。

 

いっぱい働けば、その分豊かになれると思いがちですが、この統計を見る限りそうとも言えないようです。
正直言って、韓国が世界1位という結果は驚きませんでしたが、世界2位がギリシャなのはびっくりです。怠け者のキリギリスの印象がありましたが、実際は蟻のように働いているようです。しかし、ギリシャ経済は大変なことになっており、国民の生活は大変苦しい状況となっていることは周知の事実です(なお、このデータには失業者は含まれていないはずです)。
3位がチリ、4位がロシア、5位がハンガリーと、OECDの中ではそれほど裕福ではない国が並んでいます。
一方で最下位(35位)はオランダの1377時間/年でした。日本より350時間少なく、韓国より800時間も少ないですが、2010年の一人あたりのGDPは日本や韓国より上です(オランダ47,017ドル、日本42,863ドル、韓国20,540ドル)。
労働時間の少ない国では他に、34位はノルウェー、33位ドイツ、32位はベルギーと、ヨーロッパの豊かな国が並んでいます。

 

韓国において労働時間が長い割に(OECD内で)豊かとは言えない原因は労働生産性が低いことにあります。

 


出典:(日本生産性本部 http://www.jpc-net.jp/intl_comparison/)

 

日本もそうですが、韓国ではOECDの平均を下回っており、一層の労働生産性の向上が求められるでしょう。